#3 chelmicoが気になる
気がつけば3月.....これでは週1ペースというよりは月1更新......
ただ、今月は大丈夫だと思う。世間を賑わすコロナウイルスのおかげかテレワークの日々がやってくる。
毎朝9時までにPCをつけ、17時30分に上長に今日の実施内容を連絡する。
こんな楽なことはない。業務の実施内容なんて後からどうとでも報告できる。
自宅でNetFlix, Hulu, AmazonPrimeなどメディアを白昼堂々と見ながら適当にメールのやりとりをするという簡単なお仕事でお給料がもらえる。ヤッピーーー!!
そんなこんなで最近chelmicoが気になっている。
レイチェルと鈴木真海子の女性2人組のラップデュオなんだけれど、なんせかっこいい。曲がいい。
一番はラジオが面白い。めちゃくちゃ笑える訳ではないけれど、仕事終わりのヘトヘト状態にはゴリゴリのお笑いラジオ番組はちと重たい。
そんな時にすごくちょうどいい。
番組のコンセプトが、ファストフードやカフェなどで隣から聞こえてくる女子の会話とのこと....
それにしてはエッジが聞いていて面白いし、会話の節々に鈴木真海子の度がつくほどのお笑いオタクの片鱗が見えていたり。
アラサーの独身男の疲れた心を癒してくれる。
毎週土曜日20時30分〜21時まで
https://www.youtube.com/watch?v=CELI7XsZCD0
僕はいつだってショートカットの女の子が好きだ。
一番はそこが起因しているのか....... 気持ちわるっ!
#2 bon iver
週1回は何かしら書いていこうかと思っていたが気がつけば1ヶ月近く何も書いていなことに気づく....
今年に入ってからの出来事といえば、久しぶりに行ったライブぐらいで。
ただ、そのライブがあまりにも良くて、ライブ以降、僕のspotifyの再生リストは
Bon iverばかり。
インディーロックが云々とかの話は別として10年代が終わる2019年にリリースされたBon iverにとって4枚目となる 『i,i』。
何とも優しくかつ力強い音の重なりは心臓の脈のリズムすら曲のBPMに寄せられそうになるほど。
Bon iver = 良い 冬(フランス語)
寒暖の差が激しい2020年の1月の冬にBon iverはやってきた。
2019年の秋から始まったアジアツアーの最終公演
各国は即ソールドアウトとなる中、文化的に孤立してしまった日本においてはチケットがギリギリまで残っているというおかしな事態が起きていた。
おかげさまでギリギリまで行けるかどうか不明だった僕にとっては、チケットを定価で手に入れられたので、そこは助かったかなって....
SE代わりの1曲目「iMi」が轟音とともに会場に鳴り響いた瞬間、"良い冬"の訪れを
全身で受け止めたく、自然とステージ前方へ足が進んでいた。
そのまま2曲目「WE」ではCD音源をはるかに超えた音圧に丸みがかったファルセットの声が高揚感をさらにあげてくる。
その後数曲演奏し、「U (Man Like)」のイントロであるピアノの伴奏が会場を包んだ瞬間、「わー」であり「おー」であり「ふぉー」といった歓声が伴奏ののっかている。
ゴスペル要素が強いこの曲はアルバムの中でも一際目立つ明るいオーラをまとっている。音源ではThe Nationalの人がコーラスに入っているようで、どの声がその人なのかは僕には解らないが、どちらも好きなアーティストなので結果的には最高だ。
結果この曲が終わる頃にはちょっと泣いていたりもした。
JELMORE, FAITHと今作のアルバムの曲が続いて行き、10曲目には今回のライブでは初めての2作目のアルバムから「Towers」が演奏される。
ただ、この時僕は何を間違ったのか、手持ちのビールがなくなっており、お酒が飲みたいという衝動を抑えきれず、ドリンクカウンターへ.....
ハイボールを片手にもち会場内に戻るとちょうど「U (Man Like)」と同時期に発表された「Hey, Ma」が演奏された。
なんて歌っているのかよく解らないがとにかくHey Ma! Hey Ma!って声に出して歌いたい衝動を抑えながら心の中でブツブツつぶやいた。
ただ、この曲の不穏な音、リズム、低音の響きがとにかく気持ちよかった。そして曲が終わる頃には手持ちのコップのハイボールはなかった.....
その後すぐに「Perth」が。この曲のギターがとてつもなく鳴いていた。ギターのクセがすごかった。あまりにも鳴いてていたので、一緒に行った友人と少し笑った。
ただ、ドラムとPAが見事にシンクロしていて、ぐっと見入ってしまつた。
「Holocene」では会場のあちらこちらで小さく ”I could see for miles, miles, miles.”と小さく歌っている人も多く..(やっぱり口ずさむよね)。
これは全くの余談で、この歌詞を口ずさむ時、The Whoは”I can see for miles and miles.”って歌っていたなーなんて考える。
そのまま4曲ほど演りステージを面々が降りていく。
誰もがアンコールのため手を叩く中、またしてもハイボールを買いに会場を出る。
そのついでに おしっこ もした。太の黄色だった。
ハイボールを買った頃にはアンコールの1曲目「Flume」が始まっていた。今回のライブで初めて1枚目のアルバムからの演奏だったから少しテンションが上がった。
その次の曲も1枚目から「Creature Fear」.... この流れなら次は「Skinny Love」というちょっとした期待が僕のいた後方エリアにはあった。ということはきっと会場中がそう期待していたと思う。
その期待を裏切り”あー あー あー It might be over soon, soon, soon.”!!!!!
Bon Iverの曲の中で1番好きな「22 (OVER S∞∞N)」だ。こん時ばかりは”ビャーーー”って声が自然と出て、それと同時に涙がどぅわーーーっと出た。
アンビエント+ループ+Jazz+ゴスペルという勝手な解釈の組み合わせが僕にはとても染みた。
そして最後の”It might be over soon, soon, soon.”という電子声で照明が落ちた。
僕はとても凄いものを見たんだ。
こんなにも感動したライブは久しぶりだった。
その後....新橋の居酒屋、新宿のゴールデン街と宴は明朝5時まで続いた......